塩月弥栄子さんのランチ会。

2013.05.13 UP

1冊の本を頂きました。
「あほうかしこのススメ」。

あほうかしこ?

“見た目は賢そうなのに、
実は何も知らない
「かしこあほう」は格好悪い。
でも、外見も中身も賢い
「かしこかしこ」もつまらない。
知識をひけらかすことなく
控えめながら、
ちゃんと教養がある、
それが、「あほうかしこ」。”

あじゃ、かっこいい…
でも、「あほうあほう」な私は
どうしたらいい?(笑)

「あほうかしこ」な女性に
なるための常識が113項目。
茶道家であり、マナーの本家である
塩月弥栄子先生が書かれた本でした。

こちらが、塩月先生。
貴重な若き日のお写真。(笑)

1918(大正7)年、
千利休を始祖とする三千家の
ひとつ裏千家の14代家元・
淡々斎宗匠の長女として
京都に生まれ、
茶道家として茶道教室
「塩月弥栄子の茶室」を主宰。
裏千家的伝名誉教授、
(財)淡交会顧問、
(財)日本青少年研究所理事、
(社)日本ブライダル事業振興協会会長
などを務め、1991(平成3)年、
勲四等宝冠章受章。
著作『冠婚葬祭入門』シリーズ全四冊は
累計700万部を超えるミリオンセラーに。

こちらが、現在の塩月先生。(右)
御年、95歳。
(※お隣は塩月先生の次女で
同じく茶道家の五藤禮子さん)

大ベストセラーが社会現象となり、
一躍時代の寵児となった
昭和を代表する文化人でもあります。

しかし、その人生は順風満帆の
道のりだったわけではありません。
名家御曹司と結婚、離婚。
職業婦人としてゼロからの出発。
NHKテレビ『私の秘密』出演で
人気を博してからは、茶道の指導や
キモノのデザインなどで大活躍。
働く女性の先駆者として
激動の昭和を歩まれました。
そして、その苦難を、
強運にかえた95年間を
一冊の本に綴られたのです。

「塩月弥栄子95歳 
思いのままに生きなさい」。
小学館の月刊誌『和樂』で
大人気を博した連載が
単行本化されたものです。
塩月先生の波乱万丈の人生と、
常にきらめきを失わなかった
塩月流「しあわせ力」の
精神が語られています。

ミッドランドスクエアでは、
この本の出版を記念して、
6月24日(月)、
42階オーベルジュ・ド・リルにて
トークセミナーを
開催することになりました。

先日、東京・青山にある
「塩月弥栄子の茶室」に
お伺いしてまいりました。

塩月先生のお孫さんで、
「養和会」のCEOでいらっしゃる
味岡靖大さんと打合せ。

マナーが全くなっていない私は、
ちょっと緊張…。そののせいか、
お写真を撮らせて頂くのも
忘れてしまいました。(笑)

緊張を和らげて下さったのは、
『和楽』ブランド編集長、
五十嵐佳世さん。

五十嵐編集長とお仕事を
ご一緒させて頂くのは2年ぶりです。
2011年3月12日、
「和樂」さんご協力の下、
林真理子さんのトークライブを
開催予定だったんですが、
前日、東日本大震災が発生し、
あえなく中止とさせて頂きました。
もう2年も経つのですね…。
今回、久しぶりにお電話を頂戴し、
このような素敵なお話を頂きました。
ありがとうございます。

お蔭様で、和やかに、速やかに、
当日の内容を打合せさせて
頂くことが出来ました。

小学館「和樂」タイアップ
『塩月弥栄子 95歳 思いのままに生きなさい』
出版記念
「母から娘へ伝えるマナー講座」 ランチ会

●日時:6月24日(月)12時?14時
●会場:42F オーベルジュ・ド・リル ナゴヤ
●募集人数:約60名様
●参加費: お一人様 6?000円

塩月先生のお嬢様で、
同じく茶道家の五藤禮子先生が、
「母から娘へ伝えるマナー講座」として
お話下さいます。
茶道教室「塩月弥栄子の茶室」、
NHK文化センターなどで指導する一方、
きものやマナーの達人としてもご活躍。
数々の著書も出版され、
ラジオ『朝です!五藤禮子です』の
パーソナリティーとしても
活動されています。

もちろん、塩月弥栄子先生も
ご登場される予定。
先生のお姿に、涙される方もいらっしゃるとか。
そのくらいカリスマ性に溢れた方なんですね。
ご高齢ですから、先生のご体調に合わせて
ご登場頂くつもりです。
ご了承下さい。

シャンパーニュ等は
別途ご精算となりますが、
リルのミニランチコースを
お楽しみ頂きます。
塩月先生の新刊と、
少しですが、お土産も
ご用意させて頂く予定です。

お申し込み方法は、こちらを。
http://www.midland-square.com/topics/index.php#225
すでにたくさんのご応募頂いてます。
嬉しいですねぇ…(泣)

帰り際、味岡CEOから
こんなリーフレットを頂きました。

中には、こんなメッセージが。
“茶道は、人と人との関わりを
大切にする「もてなしの文化」です。
日々を忙しく過ごし、
自然に接することも少なく、
心に余裕をもてない現代だからこそ
茶道を通じて自らを見つめ、
心を豊かにすることが
たいせつなのではないでしょうか”

なるほど。
先日の徳岡総料理長のお話と
重なりました。
心が豊かであればこそ、
思いやりの気持ちが生まれる、
なんだか無性に、茶道を、
学んでみたくなりました。

「今どきの若い人は
覇気がございませんわね。
わたくしは、本来なら楽隠居の
身分かもしれませんが、
わたくしを必要とする世界で
務めをまっとういたします。
120歳まで生きてまいりますよ。」
塩月先生の言葉です。

明日が変わる、私が変わる、
そんなお話が伺えるかもしれません。

●養和会 塩月弥栄子の茶室
http://www.youwa-kai.com/

●小学館 和樂 
http://www.waraku-an.com/