サステナブルなジャングルジムツリー

2022.11.11 UP

11月9日(水)18時30分、
名古屋駅エリアのイルミネーションが一斉点灯。
ミッドランドスクエアも
真っ白なジャングルジムツリーに光が灯り、
ミッドランド・クリスマス2022、
「Stay in Touch ~点は、いつか、線になる。~」
が、はじまりました。




今回のツリーアーティスト、
デザインエンジニアの吉本英樹さん。
工学とアートの二刀流である
吉本さんが考案されたのが、
“棄てないツリー”。

クリスマスの楽しいひとときが
翌26日にゴミになってしまう虚しさと、
サステナブルの現代に配慮して
クリスマス後にも活躍の場を持つ、
子どもたちのための「ジャングルジムツリー」を
デザインしてくださいました。



吉本さんの想いを形にしてくださったのは
愛知県、東郷町施設サービスの
遊具ブランド「TISWELL」さんです。
安全性を最優先に考えたとき、
やはりその道のプロにお願いしよう、
ということになりました。



「TISWELL」さんは、前身まで元を辿れば、
創業65年の老舗メーカー。
当初はこの注文にとても驚かれ、
安全性を考えて少し躊躇されていましたが、
可能な方法を一緒に模索してくださり、
遊具を知り尽くした熟練の職人さんが
手掛けてくださいました。






太さ、素材の異なるキューブ型の鉄フレーム、
大小計19個を雪がかかったように白く塗装。
7段に折り重ね、金具でしっかりと連結し、
ツリー型を形成。

そこに、導光板によって淡く白い光を放つ、
LEDオーナメントを100個、吊り下げました。
ひとつひとつ、ミッドランドクリスマスの
ロゴ入りになっています。



そして、クリスマス終了後、
この「ジャングルジムツリー」は、
TISWELLさんのご協力によって、
名古屋市内の保育園3園に
寄贈される予定となっており、
オーナメントもまた照明として
再利用することになっています。

つまり、ほぼゴミゼロのサステナブルツリー。
決して派手ではありませんが、
みんなの優しい思いが詰まったツリーです。



こちらのツリー製作までの過程を
ショートムービーにまとめました。
是非ご覧ください♪

■ミッドランド・クリスマス2022
Stay in Touch~点は、いつか、線になる。~

ツリーメイキング映像は下記をご覧ください。
https://youtu.be/XA3pqX1lOQI