春の京都吉兆。

2011.04.14 UP

和食をこよなく愛する食通の友人から、
「春の京都吉兆料理を食べてみたい。」と
お誘いいただきました。
ちょっと贅沢ではありますが、
お祝い事もありましたので、予約をすることに。
貴重な機会ですから、杉井専務のご許可をいただき、
レポートをさせていただきます。

京都吉兆といえば、
京都嵐山の渡月橋近くにある
日本を代表する日本料理店。
総料理長は、世界でもご活躍の徳岡邦夫氏です。
2009、2010年にはミシュラン3つ星も獲得しました。
その味を名古屋で再現するのが、
ここミッドランドスクエアオフィス棟41階にございます
「京都吉兆 名古屋店」。
毎日京都から新幹線で通う藤山料理長が、
季節感溢れるお料理を提供しています。

店内は、春の装い。

京料理との意外なコラボレーション。
ミッドランドスクエアならではの夜景もお楽しみいただけます。

初めに桜茶。

続いて、先付けが食前酒とともに。
黒い漆の丸盆に大根で作った小さな灯篭、
そして桜の花びらが舞っています。
まるで夜桜見物にでも来たような、
これはもう一つの風景ですね。
美しいです。

杯を手に取ると、
霧吹きをした上に花びらが散らしてありました。
ここに岐阜県 純米大吟醸「吉兆貞翁」を注ぎます。
花びらがゆらゆらと浮かぶんですね。
粋で丁寧な演出です。

先付けの蓋を開けると、、、華やか!
一番左は、フォワグラのムースににこごり。
絶品です。

お椀、お造り、焼き物と続き、、、


そして、、、
ほっかほかで登場です!
何かおわかりですか?

この季節、京都といえば、そう「筍」です。

シンプルに塩と山椒でいただきます。
旬ものは新鮮で、本当に美味しいですね。

京都吉兆自慢の「ご飯」。
京都吉兆は、以前NHKさんで特集されたほど、
ご飯の炊き方にこだわっています。
今日は土鍋で炊き上げた「桜海老ご飯」です。
艶々のごはんに、たっぷりの桜海老と錦糸卵。
板若布をのせていただきます。
素材の味がしっかりと活きた、上品な味付け。
思わず、目を閉じてしまう美味しさです。
ご飯を3杯もおかわりしたのは、中学以来かも。
最後にデザート。
左上は手作りの桜餅。温かくふかふかでした。

友人も大満足。
すっかり京都吉兆ファンになった様子でした。

味、素材、おもてなしの心、
日本料理の素晴らしさを改めて実感できた夜です。
本当に美味しいものは、活力を蘇らせてくれますね。
記念日とはいえ、贅沢をしてしまいました。
でもまた明日から仕事、頑張ります。

京都吉兆 名古屋店の会席料理は、
15?000円、28?000円、35?000円と三段階。
フロア席ならミニ会席10?000円もございます。
(税金サービス料別)
お昼は松花堂弁当5?000円(税サ込)も人気ですよ。
詳しくは店舗にお問い合わせ下さい。

●京都吉兆 名古屋店
http://www.midland-square.com/shop/shop_guide_check.php?store_code=4101