report

富士スピードウェイホテル Vol.4
~ミュージム&ファンテラス&ウェルカムセンター編~

2024.01.15 UP

お腹を満たした後は、お待ちかね
「富士モータースポーツミュージアム」へ。



世界にはたくさんのホテルがありますが、
クルマのミュージアムを通ってフロントへ
向かうホテルはなかなかないでしょう。




展示エリアは1階・2階、
10カ所のゾーンに分けられ、
19世紀末モータースポーツのはじまりの解説から、
約130年間のレースの歴史をご紹介。



馬車に代わる新しい移動手段としての動力源は、
蒸気、電気、ガソリンエンジン、
どれが一番優れているのか?
スピード性能や耐久性、その決着をつけるために
自動車レースが誕生したというわけですね。



またフォード、ポルシェ、メルセデス、ホンダ、
日産、トヨタ・・・etc、
各メーカーの創業者を称えながら、
歴史を紹介しているのも見どころ。
深みのある各創業者の名言も
是非ご覧になってください。



国内外自動車メーカー10社の連携による
常設展示は、モータースポーツミュージアム
としては世界初の試みとのことです。




これらの写真だけでメーカーや車種が
わかってしまう方はかなりの強者!



そして、F1、スポーツカー、耐久、ラリー、
それぞれ最高峰レースに出場した伝説の車両展示。
車両内容は変化していくようですから、都度ご確認ください。





ここから徐々に現代へ。






日産R382とトヨタ7、国内を代表する2台が
隣り合わせという貴重な展示。




1991年のル・マン24時間レースを制した
「マツダ787B」と、
1999年の同レースで2位となった
「トヨタGT-One」。
エンジン音が視聴できるコーナーです。




初めてカーレースを観た時、
そのスピードと爆音とカッコよさに
衝撃を受けました。

でもその熱い闘いの中で、
競いながらクルマの技術が鍛えられ、
量産車開発に反映され、
モビリティの進化に繋がっていたんだなと
実感できました。

もし現代にクルマがなかったら、、、
この現代の利便性を誕生させてくれたことに
敬意を感じます。
そして、たった130年でここまでの性能に
発展させた技術者たちの頭脳と努力に感服。
胸が熱くなりました。
そんなモータースポーツの魅力と意義を
このミュージアムで感じていただけると
思います。

■富士モータースポーツミュージアム
https://fuji-motorsports-museum.jp/


ミュージアムでモータースポーツの歴史を
学んだ後は、
2023年5月に西ゲート入口付近にできた
『富士モータースポーツフォレスト 
ウェルカムセンター』へ。
こちらではモータースポーツの
“いま”をお届けしています。
こちらは撮影NGの場所もいくつかありますので、
宣材写真を織り交ぜながらご紹介します。



お隣にはルーキーレーシングのガレージもあります。





1Fは、期間ごとに変わる企画展示。
話題の車両展示と共に、
AE86の BEV(バッテリーEV)コンセプトや、、、




水素エンジン車の展示、水素エネルギーの
体験型コンテンツなど、
モータースポーツへの挑戦や取り組みを
紹介しています。





セミナーなども開催され、
モータースポーツに関する
学びの場にもなっているようです。
魔の30度バンクもある!
スタッフさんの手作りだそうです。(笑)



3Fに上がると、隣接する
「ルーキーレーシング」を上から覗けるんです。
こちらは撮影禁止。
宣材写真にてご紹介します。




普段は見ることができないレーシングチームのガレージ。
憧れのドライバーや、エンジニア、メカニックの
カッコいいお仕事ぶりを間近で体験できる
ということで、子どもたちにも
人気のスポットになっています。



展望テラスからは、絶景の富士、ホテル、
スピードウェイ等一望できます。

■富士モータースポーツフォレスト
 ウェルカムセンター
https://fuji-motorsports-forest.jp/welcome-center/